この記事をまとめると
■いま多くのクルマにバックガイドモニターが搭載される
■そこには数種類のガイド線が表示されるが、あまり見ていないという人も少なくない
■この記事ではガイド線の有効な使い方のついて解説する
ヤリスは予想進路線表示モードでさまざまなガイド線が表示される
多くのクルマに標準化されるようになってきたバックガイドモニター。ほとんど死角のない状態で車両の後方が視認できるのだけでなく、数種類のガイド線が表示されるのが大きな利点。
しかし、この便利なガイド線を使いこなしていない人も少なくないので、ガイド線の使いこなし方を確認しておこう。
トヨタ車(ヤリス)を例にすると、ガイド線表示モード切り替えスイッチを選択することで、表示モードが切り替えられる。
そして予想進路線表示モードを選択すると、以下のようなガイド線が表示される
・車幅延長線(緑色)
クルマをまっすぐ後退させたときの進路の目安を示す(実際の車幅より広く表示される)(直進状態になっているときは、予想進路線と重なる)
・予想進路線(黄色)
ハンドル操作と連動して、進路の目安を示す
・距離目安線
ハンドル操作と連動して、クルマの後方の距離を示す
(予想進路線と連動)
バンパー後端の中心位置から約0.5m先が赤色のライン
約1m先が黄色のラインで表示される
・距離目安線
クルマの後方の距離を示す
バンパー後端から約0.5m先を青色のラインが示す
・車両中央線
車幅延長線の中心位置を示す