廃油はほぼ余すところなくリサイクルされている
一方のオイル分は一部が再生重油として、石灰や鉄鋼などの直火の工業炉で使われることが多い。それ以外だと、さらにろ過して再生潤滑油として使用されたり、粘度などを調整して土木などの特殊用途に使用される。このように、ほぼ余すところなく、リサイクルされて活用されているというわけだ。DIY程度ではそのまま燃やしてしまっていい量かもしれないが、できるだけ引き取ってもらったほうが環境や資源にも優しいだろう。
無料で引き取ってくれるところがほとんどだが、景気状況によっては廃油はお金になることがある。プロのように大量でないとダメだが、量に応じてわずかだが買い取ってもらえることがある。もちろんその逆で、資源としてダブついている場合は、処理費用を払わないといないので、単純に持ち込む場合は、費用が発生したり、お断りになることも。
ただ汚いだけに見えるオイルも、いろいろと利用価値があったりして、リサイクルする意味はあると言っていい。