ブレーキやサスペンションは基本的にエンジン車と同じ構造
また、足回りなどの構造はエンジンを搭載したモデルと同様となっているため、長く乗りたいと考えるのであれば、ショックアブソーバーの交換やブッシュ類などのリフレッシュもした方がいいだろう。ただしこれらは数年でダメになる部分ではないため、どこまで長く1台を乗り続けるのかで判断したいところ。
そしてやはり電気自動車のキモと言えるのが、駆動用のバッテリーということになるだろう。残念ながら初期のリーフでは劣化が如実に現れる個体も多く、電気自動車=バッテリーの不安という図式が成り立ってしまったが、2代目になってからはかなり劣化の速度も緩やかになっている印象だ。
とはいえ、全交換するとなると、エンジン載せ替えに匹敵するかそれ以上の出費の可能性もある。そのため、むやみな急速充電を避けることや、バッテリーの温度を上げ過ぎないように連続高速走行を避けるなど、バッテリーに優しい使い方をするのが電気自動車を長持ちさせる秘訣と言えるかもしれない。