オプション装備などを惜しまなければ下取り時も有利に
4月28日にトヨタ・アルファードとヴェルファイアが一部改良を行った。法規対応をメインとした小規模なものとなっている。ただ、一般的には小規模とはいえ、改良などを行うと値引きが引き締まったりすることが多い。改良前のアルファードでは70万円引きも珍しくなかったので、改良後はどうなっているのかを探りに、さっそくショールームに出かけた。
駐車場にクルマを停めると、セールスマンが出迎えてくれたので、「アルファードのカタログが欲しい」と言うと、ショールームに案内された。「今回の改良でヴェルファイアはモノグレード(単一グレード)となりましたので」と言われながら手渡されたカタログの表紙には、アルファードとヴェルファイアの車名が併記してあった。かなり分厚いカタログなのだが、ヴェルファイアに関するページは最後のほうの数ページとなっている。兄弟車とはいえ、1冊にカタログがまとめられているのは斬新に映った。
「アルファードのおすすめグレードは?」と聞くと、「S Cパッケージですね」とのこと。中古車となれば、最上級のエグゼクティブラウンジのほうが人気は高いのかと思いきや、絶対的にS Cパッケージとなるとのこと。その次は特別仕様車のSタイプゴールドIIになるようだ。「ボディカラーはパールホワイトかブラックになりますよね」と聞くと、「もちろん」と答え、さらにそのほかのボディカラーでは下取り査定に影響すると教えてくれた。