パワーアップしたエンジンなど実用性も高い
グループPSAジャパンは、シトロエンブランドのコンパクトSUV「C3エアクロスSUV」に、特別な内装を与えた特別仕様車「CUIR(キュイール)」を設定し発売した。
今回の特別仕様車は、フランス語でレザーを意味するキュイールの名の通り、上質なインテリアに仕立てたモデルとなっている。ベース車はツイード調のファブリックシートだが、オシャレなキャメルブラウンのレザーと千鳥格子のファブリック&アルカンタラを組み合わせたハーフレザーシートに変更。
ダッシュボードやセンターコンソールの一部も、レザー同色のキャメルブラウンとし、ドアアームレスト部分も千鳥格子のファブリックを採用した、スタイリッシュな仕立てが特長だ。
パワートレインは「C3エアクロスSUVサーフエディション・バイ・リップカール」同様に、130馬力/230Nmにパワーアップ。燃費も約14%向上した16.7km/L(WLTCモード)となっている。装備面においても、フロントシートヒーター、運転席センターアームレスト、前方可倒式助手席シートバック、後席ロールアップサンシェード、フロアマット、ラゲッジフロアボードを標準装備。加えてキュイールパッケージでは、パノラミックサンルーフ、17インチアロイホイール、オールシーズンタイヤ、グリップコントロール&ヒルディセントコントロールが備わる。
ボディカラーはサブールもしくはナチュラルホワイトの2色から選択可能。ルーフはノアール・ペルラネラ、アクセントカラーはオレンジだ。価格(税込み)は、C3エアクロスSUVキュイールが303万円、キュイール・パッケージは326万円。サブールを選択した場合、ペイントオプション価格として4万9500円(税込み)が必要となる。