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「パジェロはショーグン」「クリオはルーテシア」! 日本と海外で「違う車名」を名乗る3つの理由 (2/2ページ)

「パジェロはショーグン」「クリオはルーテシア」! 日本と海外で「違う車名」を名乗る3つの理由

日本では商標登録されていて使えなかった車名も存在!

 クルマの名前というのは、それを聞いただけで車両のだいたいのイメージを思い浮かべることができるほど重要なもの。それだけに新型モデルが出るたびに○○らしくない、というような意見が飛び交うほどそのイメージが浸透しているとも言えるだろう。

 しかし、なかには中身は同じ車両なのに(もちろん各国の法規に対応した小変更はあるが)名前が国によって異なる車種というのも存在している。それらの車種はなぜ異なる車名をつけられることになったのだろうか?

1)商標登録の問題

 もっとも単純かつ避けることができないのが、商標の問題だ。たとえばルノーのコンパクトカーであるルーテシアは、本国ではクリオという名前で販売されている。しかし、日本ではホンダの販売チャンネルのひとつとして「クリオ店」というものがあったため、日本ではクリオという車名を使うことができず、ルーテシアという別名が与えられたというワケだ。

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