昭和に流行ったステッカーチューン! 形は変われどいまでも人気カスタムだった

今でもネット通販などで簡単に入手することができる

 ふた昔以上前になるだろうか。「TURBO」や「DOHC 16VALVE」、「4WD」「4WS」「ABS」などのデカールを貼るのが流行った時代があった。

 デカールは、狭義では切り抜き文字のシールで、広義ではシール、ステッカー全般を指すが、今でも「TURBO」や「VTEC」、「4×4」などのデカールはネット通販で簡単に入手できるし、「BMW M Performance」や「POWERED by HONDA」などのデカールも人気がある。

 その他、BMW MINIのボンネットストライプは有名だし、スズキのハスラーも純正デカールがフロント、サイド、リヤがセットで、数種類用意されていることで知られている。

 カスタム系では、ドアやフェンダーに、チューニングパーツメーカーやタイヤ・ホイールメーカー、ブレーキ、サスペンションメーカーのロゴデカールを貼るのはけっこう定番。

 最近では、ドライブレコーダーの搭載をアピールするデカール(シールの方が多い?)や、盗難防止装置のワーニングデカールなどもよく見かけるはず。

「HYBRID」や「PHEV」など低燃費技術を誇るデカールは、かつての「TURBO」や「TWINCAM」などのデカールと方向は真逆だが、流れは通じるものがある。

 あとは、ドアミラーに貼るものや、フューエルリッドに貼るデカールもポピュラーも身近なタイプ。輸入車では、AMGのデカールなどはインパクトがあるし、トヨタ系ではG’sのロゴなどもよく見かける。

 また、動物の足跡のデカールや、弾痕のデカールなども出回っていて、メーカー純正のものから、アフター系、面白系まで、手軽にカスタマイズできるデカールの人気は健在だ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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