日本の高速道路は世界屈指の高額設定となっている
コロナ前、海外から日本に多くの観光客が押し寄せていた。
そのなかには、日本へのリピーターもどんどん増えていったが、何度目かの来日となると自由に移動したいということで、レンタカーを借りる人も増えていった。
そんな彼らが、実際にレンタカーを使ってみてビックリするのが高速料金である。
欧米と比べて、日本の高速道路料金は2倍や3倍というレベルではなく、東名高速など長距離になると、欧米の5倍から10倍というほどの超高額になってしまうからだ。
その他の料金としては、駐車料金は東京など都市部ではかなり高いとはいえ、ニューヨークやロンドンよりは安い印象がある。また、ガソリンやディーゼル燃料は欧米と比べると日本は安い場合が多い。
そうしたなかで、高速道路の料金の高さが目立つ。とくに、ETC(自動料金徴収システム)を使わないと料金割引にならず、相当高額な料金を払うことになる。