いま86&BRZの中古車を購入するのは得策ではない
逆にもっとも安い部類の個体をチェックしてみても、乗り出し100万以下で購入できるものは、執筆時点では見つけることができなかった。販売終了が発表される前の段階では、AT車や過走行車であれば100万円を切るものも見つけることができていたのだが、絶版車となったことで全体的な相場も上がったと推測される。
そのため、どうしても新車に近い状態の初代86が欲しい! という人でない限り、今のタイミングで86&BRZの中古車を購入するのは得策ではないというのが現状だ。
恐らく、新型が正式に発売された段階で初代ユーザーの乗り換えも多数発生し、市場に良質な中古車も多く流通するだろうから、そのタイミングを狙うのが最適と言えるのではないだろうか。
万が一、新型の評価が著しく低くなった場合は初代の市場価格が高騰する可能性もゼロではないが、プロトタイプの評価を見る限りその可能性は限りなく低そうだから、やはり、初代86&BRZの中古車に関しては「待ち」が最適解ということになりそうだ。