世界戦略車でも日本固有の名称が与えられているクルマも多い
視点を変えると、世界戦略車なのに日本固有名があるクルマに対しても、「あれ、日本じゃこう呼ばれているんだ!?」と思われるケースは多い。
その筆頭は「ホンダ・フィット(海外はジャズ)」だが、最近は「トヨタ・ヤリス(旧ヴィッツ)」、マツダ各モデル「マツダ2(旧デミオ)」「マツダ6(旧アテンザ)」のようにグローバルで名称統一が進んでいる。
こうして日本車の名前を改めて見てみると、いかにも日本らしい名前が少ないことに気付く。
それよりも、少し前までは日本人から見て海外で販売されている日本車で「なにこの名前!?」というケースがあった。
有名どころでは、冬のオリンピックが開催されたことにちなんだ、クライスラーの「三菱サッポロ(ラムダ)」や、メキシコのタクシーとして長年に渡り生産が続いた日産「ツル(サニー)」など、いかにも日本らしい名称である。
また、「XX(ダブルエックス)」はアメリカで社会性に課題があり、「トヨタ・スープラ」となったのは有名な話である。
ところ変われば、日本車の名前もいろいろ変わる。