いまのクルマはとくに電装系のDIYには注意
3)バッテリー交換
最近のクルマはセキュリティの問題あって、バッテリーを外すと純正カーナビにエラーが出たり、窓が開いたままになったりなど、その場ではどうしようもないことになってしまう。解除するには、ディーラーなどにお願いするしかなく、手間も費用もかかるので注意が必要だ。昔の感覚で、バッテリーぐらい自分で簡単にやれるだろうと安直にやってしまって泣きを見ることが多い。
4)ショートして電装品破損
電気系をイジるときはバッテリーの端子を外してから行なうのが鉄則。ということで外すと、まず陥るのがひとつ前に紹介したエラーの発生。さらに「これぐらいはいいだろう」と外さないでやってショートすると、昔ならヒューズが飛ぶだけだったが、意外なところに影響が及ぶのが昨今のクルマ。コンピュータが飛んでしまったという例もある。バルブ交換ぐらいならいいが、電装系は今や素人が手を出してはダメな領域なのかもしれない。
5)ネジが余る、元に戻せない
こちらはどこというわけではないが、分解して元に戻したらネジが余った……、というのは定番の笑い話。重要な場所を止め忘れていると、大変なことになってしまうので、実際は笑えはしない。余ったことに気が付いた時点で、「あそこか!」とわかればいいが、そうそう簡単には思い出せない。またバラバラにしたはいいが、元に戻せなくなったとか、ネジの場所がまったくわからないとなどもよくある。とにかくスマホなどで写真を撮っておくか、メモをしながら作業するようにする。また、ネジを外して部品を取ったら、再度付けるまで、ネジだけ元の位置に付けておくのも手だ。