たまには自分で愛車のお手入れを……がとんでもないことに! うかつに手を出すと「大惨事」を招くクルマのメンテ5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎些細なことが後で重大な結果を招く場合も

◼︎作業をする際は下調べを念入りに行おう

◼︎不安が少しでもある場合はショップなどのプロに任せること

簡単なメンテナンスでも失敗すると取り返しのつかないことに!

 最近のクルマはメンテナンスフリー化が進み、DIYでメンテナンスできるポイントは減ってきている。それでもまだできるところはあり、チャレンジしてみたいという人もいるのではないだろうか? 以前であれば、構造的に手が出しやすいこともあって、オイル交換ぐらいは自分でやる人はけっこういた。基本的には、メンテナンスをできる部分は自分でやったほうが愛着も湧いていいとは思うが、失敗することももちろんある。まさに自己責任の世界なのだが、ときには悲惨なことになり、途方に暮れることもあったりする。今回はDIYメンテの悲惨話を紹介しよう。

1)オイルの少なすぎ、入れすぎ

 オイルの量はスティックを抜いて、先端に付いた量で見るが、これがけっこう見づらい。汚れていると黒くてわかりやすいものの、新油は透明度が高いのでなおさらだ。先端に付いていると思ったら、スティックを抜くときに管の中のオイルが付いただけだったり、逆にたくさん入っていて、ラインはかなり上に来てしまっているのに気がつかず、どんどん入れてしまうこともある。どちらも最悪の場合、エンジンはオシャカ。ちなみに少ないよりは、多い方が白煙が出ることもあるので、どちらかと言えば気がつきやすい。

2)ネジを舐めた、頭が落ちた

 DIYでのネジ締めを見ていると、必要以上に強く締めていることが多い。心配になってしまうからというのが理由だが、次取るときに回らなくなってしまい、ひと苦労。プロならバーナーなどで炙るなどするが、素人では無理で、とにかく頑張って回していると、頭が崩れて舐めてしまったり、頭が落ちてしまったりすることがある。古いクルマだけでなく、新しいクルマでも熱にさらされる部分は起こりやすかったりする。また、締めるときにもポロリと落ちることがあるのでやっかいだ。もちろんこれらをリペアするのはかなり高等テクが必要で、プロのところに持っていければいいが、動かせないとさら悲惨。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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