
シェアリングなどのサービス増加へのきっかけとなるか
ストッキングなどで使われる化学合成繊維のナイロンの生産が滞ったり追いつかなかったりして、自動車部品への影響が出ているという。ナイロンには、一般的なPA6と呼ばれる種類と、PA66という新しい種類があり、ことに新しいPA66は耐熱性も高まったため、合成樹脂としてエンジンまわりの部品でも利用されるようになっているという。
その製造には高度な技術が必要で、欧米と日本、そして中国の一部の企業でしか生産できないところに、異常気象による水不足や停電、あるいは工場火災などが各地で重なり、生産量が大きく減っているとのことだ。