インテリアや走りの良さに定評があるモデルも存在
5)ルノー・ルーテシア
5台目は、昨年末にフルモデルチェンジをして、オシャレで上質感たっぷりのデザインに進化したルノー・ルーテシア。236万円から購入できます。上位グレードには先進の運転支援システムも充実していて、市街地からロングドライブまで、安心感も高まりました。
そしてルノーといえば、シートのすわり心地の良さや、長時間の運転でも疲れにくいことに定評があるのですが、コンパクトカーのルーテシアもそれは優秀。腰痛持ちさんにも愛されているクルマです。
6)フィアット・パンダ
6台目は、名前からして女子に響きそうなフィアット・パンダ。224万円で購入できます。全長3.5mほどと小さなボディですが、室内は後席のスペースも十分にあり、子育て中の女性にもぴったり。国産車のように気の利いた便利装備はあまりついてないんですが、0.9リッターの2気筒エンジンも元気よく走り、小まわりもよく効きます。
通常は2WDモデルですが、ときおり4WDモデルが限定車として発売されることがあり、現在はクロスオーバーSUVタイプに仕立てた「パンダクロス4×4」が限定で発売中。
7)プジョー208
7台目は、2020-2021年度のインポート・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝き、大人気となっているプジョー208。329万9000円から購入できます。ライオンのエンブレムを持つプジョーらしく、カギ爪や牙のようなヘッドライトが印象的な、動物っぽいフロントマスクがオシャレなデザイン。
インテリアでも、スイッチ類がカギ爪のようなトグルスイッチになっていたり、運転席のメーターに文字が浮かび上がるような3D-iコクピットを採用していたり、先進的でモダンな空間です。
そしてカーブを曲がるときの、まるでリヤタイヤが路面に吸い付くような粘りのあるコーナリングは、昔から「ネコ足」と呼ばれてきたプジョーらしい美点のひとつ。これがすごく気持ちよくて、ついつい長く走ってしまった、なんて人も多いんです。ドライブが大好きな女性にぴったりだと思います。
ということで、250万円以下で買える輸入車をご紹介しましたが、予想以上にいろいろありますよね。とにかくデザインのオシャレさや、日本人にはない発想のインテリア、自分でちゃんと操っている感覚が味わえる走りなど、輸入車の魅力はこの価格でもしっかり手に入るモデルばかりです。
輸入車は初めてという人も、どのメーカーも購入後のアフターケアはしっかりサポート体制が整っていますので、安心して輸入車の世界に飛び込んでみてほしいと思います。