さりげない気遣いがドライブデートの成功を左右する!
また、ドライブデートの場合は、車内で過ごす時間と目的地で過ごす時間の配分は、3:2くらいが妥当です。ぶっちゃけ、クルマを降りるのはカフェ休憩、トイレ休憩、食事、ちょっと夜景の綺麗な場所でのんびり、くらいの感覚で十分。あとは海が見える道だったり、高台から街が見下ろせる道など、なるべく助手席から景色が楽しめるルートを選んでおくことも、成功の鍵。
女性は助手席から見た美しい景色を、けっこういつまでも覚えているものです。そのときに聞いた音楽や、飲んでいたコーヒーなどまでが、彼とともに鮮やかな思い出に刻まれますので、彼女が好きな音楽などもリサーチしておくといいですね。
さて、あと注意すべきは車内のホスピタリティです。彼女を迎えに行って、まずすべきはドアを開けてあげること、ではなく、彼女の荷物を預かってあげること。脱いだコートや、ハンドバッグのほかにサブバッグを持っている場合など、もしドライブデートに慣れていない女性だとどこに置いていいものかわからず、ずっと助手席で膝の上に抱えていることに。サッと預かって、後席などに置いてあげる気遣いはとても嬉しいものです。
次は、車内のエアコン温度設定にもご注意を。男性と比べて女性は寒がりだったり、冷え性の場合も多いので、夏場で暑いからといってエアコン最強でキンキンに冷えた車内は地獄です。もし運転席側と助手席側で温度設定が変えられるクルマなら、助手席側は温度を高めに。
そうでなければ、吹き出し口からの風が直接彼女に当たらないようにしてあげたり、ブランケットを手渡してあげるといいですね。内気な女性だと、寒くてもなかなかいい出せずに体が冷え切ってしまったり、体調を崩してしまうこともあるので、鳥肌が立っていないか、唇が青くなっていないかなど、観察してあげることが大切です。
そしてもう1つは、これも女性からはなかなか言い出せないことが多い、トイレ休憩。そもそも女性の方がお手洗いが近いことが多く、運悪く生理中だったりすると余計に頻繁にお手洗いに行きたいものです。
コンビニやサービスエリア、道の駅など気軽にトイレに立ち寄れる場所があったら、定期的に「ちょっと寄ってこう」と男性から声をかけてあげると、女性はとても助かります。無理にガマンしていて腹痛になってしまったら、もうドライブデートを楽しむどころじゃありません。なので、男性からすると「ちょっと多いかな」くらいのトイレ休憩を取ること。これも、成功の意外な秘訣だと思います。
いかがでしたでしょうか。「そういえば、あのとき……」と、思い当たる節がありませんでしたか? まとめると、ドライブデートのメインは目的地にあらず。渋滞だろうが何だろうが、二人きりになれる空間をとことん楽しむこと。そして荷物、エアコン、トイレ休憩の3つの気遣い。これをしっかり、でもさりげなく実行することができれば、きっとドライブデートは成功するはず。怯まず、恐れず、今度こそは素敵なドライブデートを楽しんでくださいね。