まもなく登場が噂される「軽自動車EV」! 電気自動車オーナーが語る「喜んでばかりはいられない」事情 (2/2ページ)

軽の使われ方はEV化しても問題なし

 コストを抑えるために満充電での航続距離は200km程度と言われているが、送迎や買い物など日常使いで乗る分には十分な距離とも言え、ボディサイズの小さな軽自動車であることもその点ではメリットとなるだろう。

 ただ、ここで問題になるのがやはり充電の問題だ。満充電で短距離しか走れないEVということは、当然ながら充電の頻度は高くなる。そうなると、外部充電に頼らざるを得ないユーザーにとっては充電設備の拡充がないと運用は難しくなるのではないだろうか。

 すでに多くが路上を走行しているほかのEVの台数も考えると、頻繁に充電が必要な軽EVが登場することで、より充電待ちが発生することは避けられないだろう。そういった点を考えると、もはや電気自動車の普及にもっとも重要なのは、価格でも航続距離でもなく、充電設備の拡充だと筆者は考えてしまうのだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

-

愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

新着情報