乗ってよし! 売ってよし! いずれ中古価格「爆上がり」の可能性大の現行モデル4台 (1/2ページ)

特別なチューニングが施された特別なモデルも存在!

 クルマ好きから考えれば、値段があがることを見越してクルマを買うというのは邪道と思われるかもしれないが、好きで購入したクルマの価値が上がるというのは悪い気はしないもの。

 とくに現在では90年代スポーツカーは軒並み高騰が続いており、新車価格を超えるどころか4桁万円の価格となっているものも存在するほど。それどころか当時はヒトケタにほど近い価格で取引されていた入門編スポーティモデルですら価格が上昇しているのだ。

 そこで今回は、今後プレミア価格になる可能性もありそうな国産車をいくつかピックアップしてみたい。

1)トヨタGRヤリス

 三菱ランサーエボリューションやスバル・インプレッサSTI及びスバルWRX STIなきいま、トヨタがラリーで勝つことを目標として生み出されたのがGRヤリスだ。

 ヤリスと名前が付けられてはいるものの、前後の灯火類以外はほとんどが専用設計とも言われるほど別モノのGRヤリスは、モータースポーツの世界だけでなく、チューニング業界でも新風を吹かせまくっている。

 特別なモデルでありながら、限定販売ではないGRヤリスではあるが、やはり3ドアしかないことや、MTのみ(RSグレードはCVTが用意されるが)という点で、欲しいけど家庭の事情で購入できないというユーザーも少なくなく、フルノーマルに近い個体に価値が見いだされる日がくるのではないだろうか。

2)日産スカイライン400R

 V37型スカイラインがマイナーチェンジを果たしたタイミングで追加された、日産内製の3リッターV6ツインターボエンジンであるVR30DDTT型。通常モデルでも304馬力となかなかの出力を発生させているが、それをベースにチューニングがなされた「400R」では、405馬力という圧倒的なパワーを発生させている。

 このエンジンは次期フェアレディZにも搭載されると噂されているが、純然たる内燃機関のエンジンが今後長らく生産される可能性は低いため、ハイパワーなツインターボエンジンを搭載したスカイラインは400Rが最後になる可能性もある。そうなれば、より特別なモデルとして価値が上がることもありそうだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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