フルモデルチェンジに近い改良なのに……
先日、とあるレクサス店を訪れたときのこと。セールスコンサルティングと立ち話をしていると、話題がISとなった。ISといえば、すでにご承知のように“ビッグマイナーチェンジ”という表現では収まらないほどの大規模改良を行ったことは記憶に新しい。
エクステリアの大幅な変更のみならず、最新の安全運転支援デバイスの採用、ボディ剛性の向上など、とにかく“限りなくフルモデルチェンジに近い”という表現が最適なほどの大規模な改良が行われた。
「いやあ、ずいぶん変わったんですね」と言いながら、フロントからリヤへ移動して、「テールランプもずいぶん格好良くなりましたね」と、セールスコンサルティングに振ると、「はい、ただウインカーはLEDではなく電球なんですけどね」とのこと。「改良前はLEDでしたので、なんと表現したらいいのか」とさらに続けた。世界的に見てもISぐらいの立ち位置のモデル(プレミアムセダン)で、フルLEDではないのは購入検討客にとってはネガティブなものと受け止められることが多いだろう。