海外では左側ウインカーレバーはISO規格で決まっている
普段、国産車に乗っているドライバーがたまに輸入車を運転すると、ウインカーとワイパーを間違えて操作してしまうというのは、定番のあるあるだ。
なぜなら日本ではウインカーレバーはコラムの右側から生えているものとなっているが、海外ではハンドル位置にかかわらず左側から生やすようにISO規格で決まっているからだ。
といってもISO規格におけるウインカーレバーの位置はあくまで推奨であり、日本や東南アジアの一部で一般化している「右ハンドル・右側ウインカーレバー」というレイアウトを否定するものではない。
その証拠というわけではないが、欧州車でもスーパーカーと呼ばれるクルマ(フェラーリやランボルギーニ)のなかには、ウインカーレバーを持たず、ステアリングにウインカースイッチが付いているモデルがあったりする。