自分で運転する楽しさや憧れのクルマを見つけてもらう
どんな趣味でもそうですが、奥様や彼女などのパートナーが理解してくれるのと、興味さえ持ってくれないのとでは、その男性の人生が大きく変わると思います。
クルマの場合は、単に欲しいクルマが買えないというだけでなく、本当はクルマで出かけたいのに新幹線に乗ることを強いられたり、週末に洗車をする楽しみが認められなかったり、なかには家庭内でクルマの話題を振ってもまったく盛り上がらない、嫌な顔をされる、といった場合もあるようですね。自分が好きなことを、身近にいる人に理解してもらえないというのは、すごく窮屈なものだし、気を使ってストレスにもなってしまうのではないでしょうか。
でもそれが、お酒を飲みながら一晩中でも一緒にクルマの話で盛り上がれる彼女だったら、どうでしょう。ディーラーへ試乗に行ったり、モーターショーなどのイベントにもすすんで付いてきてくれたり、という女性なら、デートと趣味を兼ねて一緒に楽しい時間が過ごせるし、「いつか2人であのクルマを買おう!」なんて目標を作って、仕事への励みになることもあるはず。人生がうまく回り出すような気がしませんか。
だから、クルマ好きの男性は何がなんでも、クルマ好きの女性をパートナーにすべきなんです。
とはいえ、なかなかそう都合よく、まわりにクルマ好きな女性はいないですよね……。お目当ての彼女がクルマ好きかどうかを確かめようにも、いきなり濃い話をして引かれたらどうしよう、なんて二の足を踏んでいる男性もいるかもしれません。
でも、諦めちゃダメです。好きな女性がクルマ好きじゃなかったとしたら、クルマ好きになってくれるようにレールを敷き、育てればいいのです。今からでも遅くはありません。今回はあの手この手で、女性をクルマ好きにする方法を伝授したいと思います。
1)作品中に登場するクルマ
まれに見る「クルマが好き」と言う女性には、3つの傾向があります。その1つが、ドラマや映画のなかに登場したクルマに憧れて、好きになったというパターン。ルパン三世の愛車として有名なフィアット500をはじめ、ボンドカーの『007』シリーズやディズニー映画の『カーズ』、女性が大好きなジブリ映画でも、宮崎駿監督が大のクルマ好きなことから、『魔女の宅急便』など多くの作品に魅力的なクルマが描かれています。
またドラマでは、20年前に『ビューティフル・ライフ』という作品のなかで、常盤貴子さんが愛車としていたオペル・ヴィータが女性にバカ売れした、という伝説が残っています。男性が『太陽にほえろ!』や『あぶない刑事』に登場したクルマに憧れたのと同じように、ときには女性も主人公を自分と重ね合わせてその愛車に憧れることもあるものです。普段から彼女の好みや言動をよく検証して、どんなシーンに共感しそうか、探りながら一緒に映画やドラマを見てみてはいかがでしょうか。
2)自分で操る楽しさを知る
次に、クルマが好きになる2つ目の傾向として、お父さんやお兄さんなど家族の影響で好きになったパターンがあります。この場合は幼いころから、遊園地に行けばゴーカートで遊び、絶叫マシンにも乗り、自分で運転する楽しさやスピードのスリルを通じてクルマが好きになるという背景があると思います。なのでデートで遊園地に行くときは、ゴーカートがある場所をチョイスして、一緒に乗ってみてはいかがでしょうか。
遊園地のカートはそんなにパワーがなく、スピードも出ないようになっていますが、それでも体重の軽い女性は男性よりも加速が鋭く、最高速も伸びることが多いので、体感スピードは爽快そのもの。
しかも外見はおっとりしてそうでも、女性の方が度胸があって、慣れてくるとコーナーを攻めたりしがちなので、「楽しい!」と思ってくれる可能性は高いと思います。関東近郊では「よみうりランド」や「ツインリンクもてぎ」、「ソレイユの丘」などに大人も楽しめるゴーカートがありますよ。