アウトドア派や運転でスカッとしたい女性にもオススメ!
5)デリカD:5
5台目はスライドドアで3列シートミニバンなのに、ゴツくて泥臭いイメージが強いデリカD:5。そのイメージゆえに、女性が乗っているとかなりギャップ萌えなんです。ガーッとすごい迫力で駐車場に入ってきたと思ったら、ドアが開いて小柄で細身な女性が降りてきたりすると、「カッコいい〜」ってなるんですよね。でも、大きくて運転が大変そうに見えるデリカD:5ですが、実際に乗ってみると拍子抜けするくらい運転がしやすいのです。
運転ポジションが小柄な人でもしっかり取れるようになっているし、大きなガラスとアップライトなポジションで視界も大きく、直線基調のボディは車両感覚が掴みやすい。最低地上高もSUVのように185mm確保してあるので、ちょっとくらい道が荒れていようが段差があろうが、雪道だろうが関係ナシにガンガン走って行けちゃう頼もしさ。キャンプなどアウトドア好きな女性にも、もちろんかなりオススメです。
6)エクリプススパイダー
6台目は今の三菱からはまったく想像がつかないかもしれませんが、アメリカンな雰囲気満点のオープンスポーツカー、エクリプススパイダー。これも女性が乗っているとすごく素敵なクルマです。アメリカンな雰囲気なのも当然で、このモデルは日本よりもアメリカで先に発売され、映画などにも登場して大人気となったから。電動の幌が装備されていて、エンジンは3リッター。
ですが、4速ATなので走りはかなりおおらかで、幌を開けてのんびりと流すドライブが似合うところも、女性向きかなと思います。
7)ランサーエボリューションワゴン
7台目はイカつい外観に荒々しい走りのイメージが強い、ランサーエボリューションから派生した、ランサーエボリューションワゴン。これがちょっと外し技的な感じで、フロントから見ると威圧感のあるランエボ顔なのに、後ろを見ると「あら、ワゴン?」って感じで、力が入りすぎないところが女性に似合うんですよね。
でもメカニズムはまさにランエボ譲りなので、その気になればゴリゴリの4WDスポーツドライビングも可能。腕に覚えがあって、たまにはスカッとしたいなぁというボーイッシュな女性にもぜひチェックしてほしいと思います。
ルノー、日産とのアライアンスができて以来、SUV専用メーカーのようになっている三菱ですが、以前は本当に幅広いジャンルのクルマを作り、独自の個性と哲学を表現してきたメーカーです。それらは現行モデルにも継承されていると思いますが、消えてしまった名車もたくさん。見た目はゴツくても、乗ると優しさを感じるクルマがたくさんあるので、そんな三菱車の魅力をもっと女性に知ってもらえたらいいなと思っています。