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クルマによってバラバラ! 義務化される「オートライト機能」搭載車の「スイッチ切り替え」の複雑さ (2/2ページ)

クルマによってバラバラ! 義務化される「オートライト機能」搭載車の「スイッチ切り替え」の複雑さ

最近のクルマにライトオフスイッチはない

 2020年4月から始まったのが、新型車でのオートライトの採用。それまでのように、走行時は任意でオフすることができなくなって、夜間の無点灯走行を防止するためにライトは点いた状態になる。というのは、わかるのだが、実際にどういったスイッチ形式になっているかというと、オーナー以外はなかなかわからないかもしれない。単純にオフがないかというとじつはそうではないのだ。この点は知らないとビックリしてしまう。

 しかも、法律でスイッチの表示や形式が決められているわけでもないのだ。一番多いのが、AUTOとスモール(車幅灯)があって、さらにOFFがあるパターン。この時点で「おいおい、オフにできないようになったんじゃないの?」と思ってしまうのは当然と言えば当然か。

 夜間に実際にオフにしてみると、消えるので、さらにこの時点で「あれ、消えないんじゃないの?」と思ってしまうが、走り出すとまた点灯するので、実質はオフにできないことがわかる。つまり、止まっている状態で消せるのは、信号待ちで対向車が眩しいときなどに使用するためのものだ。

 このタイプは説明してもらえばすんなりと理解できるものの、よくわからないのが、日産のルークスやeKスペース&スペースクロスに採用されているもので、こちらにはOFFはない。AUTO/スモール/オンで、オフはないし、なんとスモールを選んでもヘッドライトが点灯したままなのだ。

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