輸入車には限定色としてピンク色のボディカラーを用意するものも
7)BMW320i
さてここからは、限定車や希少車など、ちょっと変わり種のピンクをご紹介。7台目となるのは、500台限定で2004年に発売されたBMW320iの「スポーティダイヤモンド」というカラーです。シャンパンベージュに近いような、ごくごく淡い上品なピンクで、ネイビーやブルーのイメージが強いBMWのデザインに合わせると、すごく新鮮。中古車市場でも運が良ければ見つかる場合がありますので、チェックしてみてくださいね。
8)フォルクスワーゲン・ザ ビートル
8台目は、2016年に300台限定で発売された、フォルクスワーゲン・ザ ビートルの#PinkBeetle。車名に初めて「#」(ハッシュタグ)が付いたことでも話題になりましたが、ルージュのように濃く鮮やかな発色のピンクがインパクト大。2015年のニューヨークショーでコンセプトカーとして出展されたところ、SNSなどで話題沸騰し、日本でも発売されることになったそうです。サイドミラーやモールはブラックで引き締めてあるので、男性でもカッコよく乗れるピンクではないでしょうか。
9)フィアット500
9台目は、フィアット500といえば2009年にバービー人形の誕生50周年を記念したコラボモデル、「フィアット500 Barbie」のピンクが世界的に有名ですが、これは世界に2台しかなく、おそらく手に入りにくいと思います。でも、2013年に150台限定で発売された「500 フィオーレ・ローザ」なら、まだ手に入れるチャンスはありそう! まさにイタリア語で「ピンクの花」と名付けられたこちらは、ほんのりと薄いピンクと、インテリアのアイボリーがとても似合っていて、見ているとテンションが上がる1台です。
10)ダイハツ・ハイゼットトラック
10台目は、働くクルマとピンクの組み合わせが新しい、ダイハツ・ハイゼットトラック。要は軽トラなんですが、農業や酪農に携わる女性が増えてきたことから、そうした女性たちを応援する意味もあって、「ライトローズマイカメタリック」というピンクカラーをラインアップしているのだそう。また、旧モデルではスバル・サンバートラックにもピンクがあったんですよ。
11)ポルシェ911
ラストの11台目は、90年代のポルシェ911(Type964や993)に純正カラーとしてラインアップしていた、ルビーストーンレッドというカラー。名前にはレッドと入っていますが、日本人の目にはピンクに見えるんですよね〜。今ではかなり希少で、なかなか実車を目にする機会はないので、見かけたらすごくラッキーかもしれないですね。
というわけで、今すぐ買えるクルマから希少車まで、桜の季節にぜひ乗りたい、見たい、ピンクが美しいクルマたちをご紹介しました。ひとくちにピンクと言っても、メーカーそれぞれにこだわりがある、個性豊かなピンク系カラーばかりです。お気に入りのピンクを見つけて、ぜひクルマからも春を感じて欲しいと思います。