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今シーズン目立つ大雪での「立ち往生トラブル」! 自動車保険が助けになるケースも (2/2ページ)

今シーズン目立つ大雪での「立ち往生トラブル」! 自動車保険が助けになるケースも

大雪で立ち往生したときに役立つ特約が存在する

 大雪を原因とした、2020年12月の関越道における立ち往生や2021年1月に起きた北陸道での立ち往生は記憶に新しいところ。そうした状況に陥ってしまった場合、任意保険に特約をつけていると心強い味方になってくれることがあるのをご存じでしょうか。

 損保ジャパン広報部に教えてもらったのが、同社の保険で「ロードアシスタンス特約」と呼ばれる任意保険に付帯されているロードサービスです。

 何十時間という立ち往生で、暖房を使うためにエンジンをかけっぱなしにしているとガス欠になってしまうことがあります。そうなると、立ち往生の原因が解消されて道路が流れるようになっても自分は動くことができないということになってしまいます。

 しかし、任意保険に付帯されているロードサービスには、ガス欠の場合の給油サービスが付帯されていることがあるのです。ですから、立ち往生した場合に契約内容を確認しておくと、ひと安心できるかもしれません。

 もっとも、突然の大雪により立ち往生している最中にロードサービスが駆けつけることができるとは思えませんから、そのあたりは考慮しなくてなりません。それでもガス欠を恐れてエンジンを切ってしまい、そのために体調を崩すくらいであれば、寒さをしのげば助けを呼べる可能性があるというのは心強いと感じるのではないでしょうか。

 ちなみに、損保ジャパンの自動車保険に付帯されている「ロードアシスタンス特約」は、契約の自動車がガス欠で走行不能となった場合に、最大10リットルの燃料を届ける「燃料切れ時の給油サービス」が利用できるそうです(契約期間1年の間に1回限度。JAF会員の場合は2回限度)。

 また、「燃料切れ時の給油サービス」の利用にあたっては、事前に損保ジャパン専用のロードアシスタンス専用デスクに連絡する必要があるなど、条件が決まっています。そうした特約の内容を確認するためにも、グローブボックスなどに任意保険の契約書を入れておいて、すぐに確認できるようにしておくのは意味があるというわけです。

 ちなみに、立ち往生中にエンジンをかけて暖を取っているときに、自動車のマフラーが雪で埋まってしまうと、排ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒の危険が高まるのはご存知の通り。窓を少し開けておく、定期的にマフラー出口の周辺を雪かきするなどの注意点も忘れないようにしたいものです。

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