アップデート後は大幅値引きを期待できない
なお、この法規対応とともに商品力向上も行われる。まずは、アルファードについてはGグレード(ガソリン)、S、G、SRグレード(HV/ハイブリッド)の廃止。ヴェルファイアについては、特別仕様車「GOLDEN EYES」以外のグレードを廃止し、「GOLDEN EYES II」としてグレード化。つまり、ヴェルファイアは改良後モノグレード構成となるようだ。
ボディカラーについては、アルファードがラグジュアリーホワイトパール(086)、スティールブロンドM(4X1)を廃止。ヴェルファイアでは、スパークリングブラックパール(220)、バーニングブラックCS(222)がそれぞれ廃止となる。
オプションでは、デュアルパワースライドドア、アクセサリーコンセントを標準装備化し、アイドリングストップ機能とおくだけ充電が廃止となる。
エグゼグティブラウンジについては、助手席手動式可倒ヘッドレストを新規設定、スライドドア開閉スイッチをセンターコンソールに追加、おくだけ充電の廃止を行い、商品強化と設定見直しが行われる。
特別仕様車「アルファード TYPE GOLD II」と、「ヴェルファイア GOLDEN EYES II」については、フロント席まわりをシルバースパッタリング加飾+黒木目から、ゴールドスパッタリング加飾+ゴールド木目へ意匠変更が行われる。
アップデートが行われる限りは価格アップの懸念だけでなく、当然しばらくはいまのようなレベルまでは値引き拡大は期待できないだろう。大規模な改良ではないので、現行モデルを大幅値引きで購入するのも魅力的なので、非常に悩ましいところでもある。