「乗り替えるクルマがない」と嘆くのは「喰わず嫌い」! 絶版車オーナーが満足できるハズの現行車5台 (2/2ページ)

絶版車にコンセプトや雰囲気が似ている現行車も!

3)200馬力以下の4代目までスバル・レガシィツーリングワゴン→スバル・レヴォーグ

 4代目モデルまでのレガシィツーリングワゴン、とくに4代目モデルはクルマ自体だけでなく、塗装やインテリアも含め、アウディなどのプレミアムカーにそれほど遜色ないクオリティを持つなど、魅力にあふれたモデルだった。

 そんなクルマだけに未だに大切に乗っているユーザーの気持ちもよくわかるのだが、その直接的な後継車であるレヴォーグは初代モデル、現行型2代目モデルともに現行型にハイパワーエンジンがない点以外は4代目までのレガシィツーリングワゴンに通じる魅力を備えており、ハイパワーを求めない4代目モデルまでのレガシィツーリングワゴンオーナーが乗り換えるなら現行レヴォーグで決まりだろう。

4)トヨタ・マークX→トヨタ・ハリアー

 マークII三兄弟から続くトヨタマークXは300万円程度で6気筒エンジンを搭載したFR車が変える点など、「手が届く高級」という魅力を備えていた。

 ジャンルはかなり違うが、トヨタ・ハリアーは先代の3代目モデルからゴージャスなインテリアやイメージなどマークII三兄弟とマークXに通じる雰囲気を持っているのに加え、長い納車待ちとなっているところも全盛期のマークII三兄弟を彷彿とさせるところがあり、現代のマークII三兄弟というのに相応しい存在だ。

5)トヨタ・エスティマ→ホンダ・オデッセイ

 エスティマは歴代極端に全高を高くしていないバランス型のラージミニバンで、人気車だった時期もあったのだが、クラウン的な魅力も持つアルファード&ヴェルファイアの台頭もあり絶版となった。

 アルファード&ヴェルファイアがよく売れるのも分かるが、3列目シートを使う機会がそれほど多くないならエスティマのようなミニバンのほうが無駄がないのも事実で、エスティマユーザーならコンセプトが近く、長年ライバルだったオデッセイを選べば納得できるだろう。ただ最近ビッグマイナーチェンジされたオデッセイは実力に対し、価格に割高感があるのは気になるところだ。


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