フランスを旅しているようなオシャレすぎるモデルも存在!
ルイ・ヴィトンにシャネル、エルメスにセリーヌと、とにかく女性に大人気の一流ファッションブランドには、フランス生まれが多いですよね。ヴァン・クリーフ&アーペルやショーメなど、ため息が出るほど高級なジュエリーにもフランスのブランドは多いし、ピエール・エルメ・パリやジョエル・ロブションなどグルメやスイーツ、海外旅行先でもパリや南仏はつねに女性の憧れです。
ところが、女性に「フランスの自動車メーカーといえば?」と尋ねてみると、とたんに「?」と答えられないことがほとんど。「プジョーは知ってるけど、ほかに何かありましたっけ?」と首をかしげる女性も多いのです。これはかなり、もったいない! 高級バッグやグルメでもフランスの魅力は感じられますが、クルマならその何倍も、眺めたり座ったり走ったりといろんなシーンで、フランスに浸ることができるのに、と思います。
とくにコロナ禍の今、パリへ行きたくても行けないと嘆いている女性には、ぜひともフランス車に注目して欲しい! というわけで今回は、乗るだけで気分はパリジェンヌ。女性にオススメのフランス車をご紹介したいと思います。
1)DS DS3クロスバック
まず1台目は、シトロエンから独立したラグジュアリーブランド、DSのコンパクトクロスオーバーSUV、DS3クロスバック。フランスが世界に影響を与えた建築や美術、ファッションといった技術を、自動車のなかで表現することをキーワードとしているDSだけあって、DS3クロスバックの内外装もかなり独創的となっています。
彫刻のような外観も美しいのですが、とくに驚くのはインテリア。「ヘリテージとアヴァンギャルド」をテーマに、ダイヤモンドキルティングを施したシートや、高級時計の文字盤にも施される「クル・ド・パリ」をモチーフとしたスイッチ類にうっとりすること間違いなし。あちこちにあしらわれる菱形の「トラス」と呼ばれるデザインは、世界で唯一、ルーブル美術館とのコラボレーションを許された自動車メーカーならではです。インテリアの名前も「バスチーユ」といったパリを思わせるものが付けられていて、日本にいながらにしてフランスを旅しているような気分にひたれそうですね。
2)プジョー208
2台目は、みんな大好きライオンのエンブレムをまとった最新コンパクトカー、プジョー208。ライオンがガオ〜と口を開けたようなフロントグリルに、牙をモチーフとしたデイタイムランニングライト、かぎ爪を思わせるテールライトなど、デザインを見ているだけでワクワクしてくるクルマなんです。
そして運転席に座ってみると、目の前には文字が宙に浮いているような、「3D-iコクピット」と呼ばれる先進的なメーターをはじめ、またもやライオンの爪のようなトグルスイッチなど、やっぱり個性が爆発。走れば夢中になってしまうくらい楽しいし、単なる移動の時間も充実した時間に変えてくれる1台ではないでしょうか。