取り付けが簡単にできるのも嬉しい!
「マグネットフロントカーテン IMP036」は、アマゾンのレビューでもかなり評判がいいのだが、その理由は、取り付けてみてすぐに分かった。車内用カーテンは吸盤で取り付けるものもあったりするが、これはカーテン上部に内蔵された14個ものマグネットによって、磁石がつくフレーム部分なら、どこにでも使用可能で、ピタリと張り付いてくれるのだ。内部のマグネットの多くは位置調節もでき(左右に少しずらせる)、フレキシブルに張り付けることができ、それが隙間を作らない理由だったのである。
取り付けは簡単そのものだった。
1.ステーと呼ばれる、マグネット内蔵の面テープ(マジックテープ)を左右のサンバイザーに巻き付け(マグネット部分を室内側に)、カーテンの中心(位置が分かるようにタグが縫い付けられている)と車体中央を合わせ、カーテンをステーに(磁石の力で)ペタリと取り付け、フロントウインドウを覆うだけ。縦9mの1枚ものの布だから、ステアリングの後ろからダラリと垂らす感じになる。
2.つぎに、フロントサイドウインドウ部分は、窓枠の金属部分、またはドア内側の金属部分に、カーテンに内蔵されたマグネットで、これまたペタペタと張り付けるだけ。嬉しいのは、カーテンのサイド部分はほとんどのクルマの場合、多少余ってしまうはずだが、余った部分は内蔵されたマグネットできれいに折り返して固定することができるから、収まりがよく超便利。
作業はたったそれだけ。スペーシアギヤへの取り付け時間はたった数分だった(前席がサイドスルー可能なクルマのほうが作業はしやすい)。
では、実際の遮光性はどうかと言えば、下の写真が晴れた日の日中。車内からは多少、外が透けて見えるものの、車外からは車内は見えない。夕方以降になれば、完全に黒幕状態になることも確認した。
吸盤タイプのように、突然、外れたりすることもなさそうで、これは超使えるアイテムだと感心しきり。ここでは車内のオフィス化という事例で紹介したけれど、もちろん、アウトドアでの仮眠、着替え、災害時の車内避難などの場面でも活躍してくれること間違いなし。
ちなみに、「マグネットフロントカーテン IMP036」をもう1枚用意すれば、リヤにも取り付け可能で、1枚でリヤウインドウ、リヤクォーターウインドウを覆ってくれる。
そうそう、リヤサイドウインドウにロールサンシェードがなく、ダークガラスでもないクルマであれば、「楽らくマグネットカーテンL Z87/2枚入り」(楽天などで販売中/紫外線カット率99.8%)、または「楽らくマグネット遮光カーテンL IMP037」(アマゾン限定/遮光率100%、紫外線カット率99.9%以上/1枚入り)を併用すれば、車内全周のウインドウをカバー、または遮光してくれるというわけ。IMP037は黒と白のリバーシブルで、白を車内側にすることで、車内が暗くなりすぎないメリットもある。リヤサイドウインドウにロールサンシェードのあるミニバン、スーパーハイト系軽自動車でも、こちらを使ったほうが、よりプライバシーを保ちやすくなるのはもちろんだ。IPM036、IMP037、Z87ともに(どちらも1500円前後とリーズナブル!!)、使わないときにはドアポケットに入るぐらいの大きさに畳める点も嬉しいポイントだろう。
繰り返すけれど、この車内用遮光カーテン、車内用カーテンは、車内のオフィス化だけでなく、アウトドア、仮眠、車中泊にも極めて有効。そして災害大国、地震大国の日本では、ぜひ常備したい、装着のしやすさ抜群の車内のプライバシーを守ってくれるアイテムと言っていい。真夏、炎天下にクルマを止めた際の、車内の温度上昇を和らげてくれる効果も期待できそうだ。これからの季節、窓を開けて車内をオフィス化したい場合にも便利なメッシュタイプの虫よけ効果もあるカーテンについては、春以降、暖かくなってきたら改めてリポートしたい。
セイワ
IMP036
(https://www.seiwa-c.co.jp/products/imp036/)
Z87
(https://www.seiwa-c.co.jp/products/z87/)
IMP037
(https://www.seiwa-c.co.jp/products/imp037/)