国産車に慣れていると間違えがちなポイントもある
日常的に使うのであれば圧倒的に使い勝手に優れる国産車。小物入れの多さやシートアレンジの豊富さ、そしてコストパフォーマンスも国産車は非常に高いレベルにあるといえるだろう。
しかし、輸入車が持つ独特の雰囲気やお国柄が色濃く出る乗り味、そしてその希少性など、クルマ好きの興味を引き付けて離さない部分もあるのもまた事実。
そこで、いざ輸入車を所有したときに戸惑わないように、輸入車にありがちな注意点をピックアップしてお伝えしよう。
1)ワイパーとヘッドライトスイッチの位置
国産車は基本的にウインカーレバーがステアリングの右側、ワイパーレバーがステアリングの左側に備わるのが一般的だ。しかし、輸入車はウインカーレバーとワイパーレバーの位置が左右逆になる。
これは輸入車には左ハンドルが多いため……ではなく、たとえば右ハンドル圏のイギリス車であってもウインカーレバーが左でワイパーレバーが右となるのだ。
じつはこれ、ISO(国際標準化機構)の規格で定められているもので、輸入車の多くはこの規格に準拠しているため。一方の国産車は、JIS(日本工業規格)の規格に準拠しているため逆になっているというワケなのである。