高いスポーツ性を誇る1000万円超のEVモデルも存在!
4)BMW i3
(499万円、バッテリー搭載量42.2kWh、WLTCモード航続距離360km)
i3はリヤにモーターを積み、後輪を駆動するコンパクトEVである。カーボンボディの採用による軽量化や0-100km/h加速7.3秒という速さなど面白いクルマながら、価格など普遍性に欠けるのも事実だ。またi3には発電用エンジンを積み、燃料タンクは小さいながらも航続距離を大幅に伸ばせるレンジエクステンダーが、補助金を含めた実質的な差額約70万円で買える点もEVのi3には不利な状況なのは否めない。
5)アウディeトロン
(933万円から、バッテリー搭載量71kWh、WLTCモード航続距離316km)
EVのラージSUVで完成度は非常に高いが、ベンツEQC同様に総合的なエネルギー効率に疑問が残るのも事実だ。
6)アウディeトロンスポーツバック
(1143万円から、バッテリー搭載量71kWh、WLTCモード航続距離318km)
eトロンをクーペルックにしたよりスポーティな雰囲気を持つモデルで、機能面は基本的にeトロンに準じる。なおeトロンスポーツバックの輸入初期モデルは95kWhのバッテリーを積み、モーターもよりパワフルなものを搭載していた。
7)ポルシェ・タイカン
(1485万1000円から バッテリー搭載量79.2kWhから、WLTCモード航続距離333kmから)
タイカンはポルシェのラージラグジュアリースポーツセダンであるパナメーラをEV化したイメージとなる、テスラ・モデルSに近い存在だ。現在のバリエーションはバッテリー搭載量が79.2kWhと93.4kWhがある4S、ターボ、ターボSの4つで、パフォーマンスはベーシックな4Sでも0-100km/h加速4.0秒、最高速250km/hと第一級のスポーツカー並みで、EVながらポルシェの名に恥じない高いスポーツ性も備える。