狭くてスペースに余裕がない道路にも縦型の信号機が設置される
ほかにも、狭隘(きょうあい)道路=狭くてスペースに余裕がない道にも、縦型の信号機が設置される場合があるが、横型の信号機のほうが、街路樹や建物の影響を受けにくく、視認性を確保しやすいため、国内では自動車用の信号機は横型が主流になっている。
余談だが、最近普及してきたLEDの信号機は、旧来の電球タイプの信号機に比べ、発熱量が少なく、付着した雪が溶けないという問題もある。
そのため、雪国では警察や委託業者が、信号機の除雪作業を定期的におこなっている地域もある。信号機ひとつ取っても、雪国には非降雪地帯とは違う苦労と工夫が必要なのだ。