女性なら誰しもうっとりしてしまうようなEVも!
東京都の小池都知事が、「2030年までに新車の販売を”脱ガソリン車”にします」と明言したこともあって、一気にEV(電気自動車)へのシフトが進むのではないか? と注目されています。実際には、”脱ガソリン車”のなかにはガソリンと電気で走るハイブリッド車も含まれるそうなので、まだまだ完全にEVだけになるわけではないのですが、それでも、これから愛車の購入を考えているならば、どんなEVがあるのか知って、候補の一つにするのも悪くないですよね。
しかも、EVは女性にとてもフレンドリーな乗り物なんです。だって、行くのが面倒だったりニオイが苦手な人が多いガソリンスタンドに行かなくていいし、オイル交換など手が汚れるメンテナンスの必要もなし。音は静かで振動も少なく、重心が低いのでカーブなどでの安定感も高いので、安心して運転しやすいのです。ほとんど遠出をしない、という人ならそんなにひんぱんに充電する必要もなく、街中では買い物をしている間に充電できたり、女性のライフスタイルにも合っていることが多いと思います。
さらに、昨年はたくさんの「オシャレで小さい」EVが登場し、見た目だけでキュンときてしまうかもしれませんね。今回はそんな、女性にオススメのEVをご紹介したいと思います。
1)DS・DS3クロスバックE-TENSE
まず1台目は、まだ登場ほやほやのコンパクトクロスオーバーSUVのEV、DS DS3クロスバックE-TENSEです。もともとガソリンモデルのDS3 CROSSBACKもあって、全長4.12mとは思えない彫刻のように素敵なエクステリアデザインや、フランスに息づくさまざまな伝統美を凝らした優雅で独創的なインテリアに、女性なら誰しもうっとりしてしまうようなモデル。
そのEV版もほとんど変わらない外観に加えて、インテリアにはなんとぜいたくにホワイトレザーがあしらわれて、昔でいえばお姫様が乗る馬車のような空間です。1回の充電で航続可能な距離は390km(JC08モード)で、日本の急速充電器「CHAdeMO」規格にも対応。約50分で80%の充電が完了するので、ちょっとお茶してる間に済むのがいいですよね。クロスオーバーSUVなので、段差なども気にせず走れるし、運転席のアイポイントが高めで運転もラク。今、女性にもっともオススメしたいEVです。
2)プジョーe-208
2台目は、こちらもフランス車になりますが、プジョーe-208。世界的に大人気のコンパクトカー、208をベースとしたEVです。全長約4mのコンパクトサイズで、いかにも街中での取りまわしが良さそうですが、生活感がまったく感じられないデザインにまず、惹かれる女性が多いのではないでしょうか。プジョーのエンブレムとなっているライオンにちなみ、牙をイメージしたフォグランプや爪のようなヘッドライトで、なんだか今にも吠えそうなデザイン。
そして運転席に座ると、メーターが3Dグラフィックになっているのもすごく美しいんです。コンパクトサイズでも、電池容量は50kWhあるので、走りはパワフルかつなめらか。メーカーによると、ガソリン車から乗り換えても違和感がないように走れるモードと、モーターならではの走りを堪能できるモードと、どちらも楽しめるようにしたそうです。1回の充電による航続可能距離は340km(WLTPモード)なので、のんびりと時間の余裕を持って、長距離ドライブをしたくなるEVですね。