好みに合うグループや行きつけのお店を見つけるのもオススメ
3)SNSのクルマ愛好家たちのグループに入る
続いては、SNSのクルマ愛好家たちのグループに入ること。これは楽しみながらクルマの知識を深めることができる、今の時代らしい方法だと思います。たとえばFacebookのグループ紹介欄をみると、クルマをキーワードとして集まっているたくさんのグループが出てきます。非公開だったり、紹介制のグループもありますが、「誰でも大歓迎」というグループを探して、自分の好みに合いそうなところに思い切って入会リクエストを出してみましょう。
そこでは毎日、いろんなメンバーが投稿をアップしていて、眺めているだけでも知識がアップデートされていくと思います。困ったときには助けてもらえたり、ときにはオフ会が開催されて、一緒にツーリングに行ったり、クルマ好きの輪に入ってみることも、いい体験になるのではないでしょうか。
4)行きつけのカー用品店を作る
次に、行きつけのカー用品店を作ること。これもひとつの方法です。カー用品店は、いってみればクルマを買ってからお世話になるデパート、もしくは総合病院のようなもの。ほしいものはたいてい売っていて、店員さんに聞けばなんでもわかる、という初心者にもありがたい場所なんです。
とくに、メンテナンスに関しては遠慮せずにどんどん聞いて、必要な道具を購入したり、ときにはプロに頼んで作業をしてもらうといいでしょう。ガラス越しに作業の状況がみられる店舗も多いので、プロがどんな作業をしているのか、目でみて覚えることもできます。それこそ、「クルマ初心者なんですが、家で自分でできるメンテナンスって何がありますか? どんな道具が必要ですか?」と聞けば、丁寧に教えてくれると思います。頭でっかちにならないよう、実践のほうもそこからスタートしてみましょう。
5)くるまマイスター検定を受ける
最後は、これらの方法で少しずつ知識が深まってきて、もっともっと知りたいなと思った人や、今の自分はどのくらいの知識を持っているのかな、と腕試しがしたくなった人にオススメの「くるまマイスター検定」です。これは年に一度、ネット上で受験できるクルマの趣味検定。歴史からメカニズム、最新ニュースまで多岐にわたるジャンルから、いろんな問題が出題されていますので、これを受験することで、自分がどのジャンルに強くてどこが弱いのか、知識のレベルを知ることができます。
とっても難しい1級から、2級、3級、3級プロ、無料でチャレンジ可能なweb級、そして日常の運転に役立つ身近な問題が出るので、初心者にもトライしやすい4級まで。公式サイトに掲載されている練習問題なども参考にして、自分に合う級を受験してみましょう。中学生以下を対象としたジュニア級もあるので、お子さんと一緒に受験するのも楽しそうですね。
というわけで、「クルマのことをもっと知りたい」と思ったら、ぜひ試して欲しい方法を5つご紹介しました。どれも、トライしてみて損をすることはないと思いますし、そんなにお金もかからない方法ばかり。なにより、ただ漠然とクルマに乗るだけの毎日よりも、新しい世界を知って何倍も楽しくなったり、クルマが好きになったりするはずです。せっかくクルマに乗るなら、ぜひそれをきっかけに豊かな毎日を手にいれてくださいね。