乗り心地や走行安定性が高まったモデルも存在!
SUV
5)三菱エクリプスクロスPHEV(9月)
クリーンディーゼルターボを廃止した代わりに、プラグインハイブリッドのPHEVを加えた。エンジンは主に発電機を作動させ、駆動は前後に装着されたモーターが担当する。
PHEVは運転感覚が機敏でスポーティだが、以前のクリーンディーゼルターボに比べると後輪の接地性を高めた。開発者も「PHEVを安定重視の設定にしている」という。エクリプスクロスPHEVは環境性能が優れ、なおかつ走りのバランスも良い。足まわりが柔軟に伸縮して乗り心地も優れている。
*変化度数:9点
6)スバル・フォレスター(10月)
発売当初は2.5リッターエンジンを主力としたが、マイナーチェンジで廃止され、2リッターのe-BOXER(ハイブリッド)を拡大設定した。さらにレヴォーグと同様の1.8リッターターボも加えている。
ターボを搭載するスポーツは足まわりも変更され、スポーティな走りを楽しめる。現行フォレスターは、スポーツ指向の強い2リッターターボを用意しなかったが、そのスバルらしい走りがよみがえった。
*変化度数:7点
セダン
7)レクサスIS(11月)
マイナーチェンジだから、エンジン構成などは以前と同じだ。V型6気筒3.5リッターは燃費が悪く価格は割高だが、ボディパネルを含めて車両の大半を刷新した。
とくに走行安定性と乗り心地のバランスは大幅に向上している。限りなくフルモデルチェンジに近いマイナーチェンジとなった。
*変化度数:10点