新車価格よりもかなり割安な価格で中古モデルが手に入る!
われわれ庶民からしてみると新車で購入するのは夢のまた夢ともいえる超高級なハイエンドモデル。しかし、登場から年数が経ち、新型が登場して旧型になってくると中古車の価格も徐々に下がりはじめ、気がつけば新車のスーパーハイト軽ワゴンくらいの価格になっているものも少なくない。
そこで今回はそんな200万円台で狙うことができる当時のハイエンドモデルをピックアップしてみたい。ただし、中古車価格が下がっていたとしても万が一のときのトラブル発生時にかかる費用はハイエンドモデルらしい額のままであるから、その点はご注意いただきたい。
1)トヨタ・センチュリー(先代)
トヨタが誇るショーファードリブンであり、国産市販車としては唯一のV12型エンジンを搭載した先代センチュリーは、新車時は1200万円オーバー(2代目最終型)という、いわずと知れた高級車である。
基本的には後部座席にVIPを乗せて走るモデルではあるが、VIPに快適な移動を提供するためにじつはドライバーにとっても非常に運転しやすいモデルとなっており、オーナードライバーとして所有するファンもいるほどなのだ。
そんな先代センチュリーだが、安いものではなんと総額でも100万円以下で狙える個体が多数あるといったところ。ATが4速から6速になった2005年以降のモデルでも走行距離によっては同様の状態となっている。
さすがに過走行の物件が中心となるが、法人オーナー車であれば定期的なメンテナンスがなされてきたものがほとんどのため、そこまで気にしなくてもいいだろう。逆にエアロパーツや大径ホイールなどが装着された個体は避けたいところだ。