数多くのチューニングパーツを世に送り出し、世界中のファンを魅了するエッチ・ケー・エス。新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、東京オートサロン2021が中止となってしまったため、今年の会場で披露される予定だった新作アイテムや現在開発中のアイテムをVRコンテンツとして発表する場として「HKS Premium Salon Online」を1月15日(金)より開催する。
ブースのコンセプトは「POWERED BY HKS」。2021年はHKS創立から48年となるが、創立50周年までこのコンセプトを継続。これまで徹底的にこだわってきたものづくりや技術力、開発力を展開する「HKSイズム」や「アイデンティティ」をユーザーに再アピールする。そのほかにも50年をひと区切りとし、今後の新たな展開や従来のチューニングを超越した高効率エンジンといった、ブースコンセプトでもある「POWERED BY HKS」というテーマに相応しい展示内容となっている。
注目は、新たなデモカー3台の公開だ。GRヤリスを2台、GRスープラ1台の3台を予定している。まず1台目は「HKS RACING PERFORMER GR YARIS」。サーキットアタックやドリフトなど、オールマイティにパフォーマンスを披露する仕様に仕立てられている。今後のGRヤリス用パーツの開発もこの車両で行っており、まさに走る実験室となっている。ちなみにタイムアタックの聖地とされる筑波サーキット・コース2000において58秒456を記録。これは、計測を行った2020年12月9日時点で、GRヤリスベースのチューニングカーとして初の1分切りとなっている。
2台目は「HKS DRIVING PERFORMER GR YARIS」。こちらはストリートチューニング仕様となっており、市販化を前提としたチューニングアイテムを装着。GRヤリスの潜在能力を引き出し、力強い走りを気持ちよく味わえる仕様に仕立てられている。