日本カー・オブ・ザ・イヤーカーも女性にぴったり!
4)ホンダ・フィット
次は、運転が苦手な女性にもぜひ乗ってほしい、ホンダ・フィット。
4代目となった新型は、世界初の機構で驚異的な視界の良さと安全性を両立していて、運転席に座ると周囲がぐるりと見回せることにビックリするのではないでしょうか。運転が苦手、怖いと思う原因の多くは、そもそも「見えない、見えにくい」という視界の悪さからくるものです。フィットならまずそれが解決するので、リラックスして運転できると思います。
その上で、ファミリーカーとしてもぴったりな広さと使いやすいラゲッジを持ち、安全装備も充実。BASIC、HOME、NESS、LUXE、CROSSTARと5つのキャラクターが揃い、自分好みのテイストが選べるのも嬉しいところですね。
5)スバル・レヴォーグ
次に、SUVまではいらないけど荷物がたくさん入って、運転しやすいクルマはないかなと探している女性には、スバル・レヴォーグ。最近では少数派になってしまったステーションワゴンタイプですが、日本の道、日本のユーザーを考えて開発されているので、これが狭い日本の市街地でも絶妙に運転しやすいのです。
ラゲッジは期待どおりの積載性で、サブトランクだけでもスーパーの「マイかご」が2個並んで入る大きさ。後席のアレンジと併用すれば、自転車もキャンプ道具も余裕で収まる実力があります。
また、渋滞時に50km/hまでのハンズオフドライブができるなど、先進の運転支援システムが搭載されたのをはじめ、運転が苦手な女性でも鉄壁の守りで安心してドライブできるクルマ。こうした実力が認められ、レヴォーグは2020年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。
6)プジョー208
続いては輸入車からもオススメを。まずは2020年のインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、プジョー208。プジョーのエンブレムであるライオンの爪をモチーフにしたヘッドライトや、牙をモチーフにしたフォグランプなど、未来的だけどどこかネコ科の動物っぽいデザインが、まず女性にビビビと響くのではないでしょうか。
そして乗り込めば、メーターが3Dグラフィックになって美しく先進的。そして全長4mちょっとの適度なコンパクトボディで取り回しもよく、1.2リッターターボエンジンと8速ATの組み合わせは、市街地はもちろん高速道路でもしっかりとした安定感。ちょくちょく遠出をするという女性にもピッタリです。
7)ルノー・ルーテシア
そしてもう1台、輸入車からは10月に登場したばかりのルノー・ルーテシア。「世界でもっとも多く販売されたフランス車」の称号を持つ、5代目となったコンパクトカーです。
女性にオススメする理由はサイズだけでなく、シートの座り心地がとてもいいこと。ずっと座っていると疲れちゃう、という女性も多いのですが、ほどよい弾力のクッションとフィット感のルーテシアなら、長時間ドライブも安心です。インテリアのセンスもよく、先進の運転支援システムも搭載されて、安全性もしっかり手に入ります。
というわけで、2020年に登場したたくさんの新型車の中から、女性にオススメのモデルをピックアップしてみました。女性はデザインやインテリアでも、ただ豪華な素材を使うというのでなく、触り心地の良さやセンスの良さと、使い勝手の両立を求める傾向があります。
また走りの面でも、エンジンのパワーや形式などまったく問題ではなく、気持ちよく運転できるか、乗り心地がいいか、というところが重要。ここにご紹介したモデルはすべて、そうした面でも女性のお眼鏡に叶うのではないでしょうか。マイカー購入の際には、ぜひチェックしてみてほしいと思います。