デッドスペースを有効に活用して収納スペースを拡大!
3)シートの背面
3つめは、シートの背面を丸ごと収納スペースにしてしまう方法です。たくさんのポケットや折りたたみテーブル、ドリンクホルダーやUSBなどがついたシートバックポケットを前席のヘッドレストに引っ掛ければ、助手席から手を伸ばしたり、後席の人が使える収納スペースになります。後席の背面は、ラゲッジに荷物が散らからないように大きめの収納袋をぶら下げて、洗車道具や子供のオモチャ、寒い時に使うブランケットなどを入れておくといいですね。
4)インテリアバー
4つめは、もっと大がかりなデッドスペース活用法。ネットショップやカー用品店などで売っている「インテリアバー」を使うと、左右の窓の上についているアシストグリップに取り付けるだけで、車内にハンガーが登場。上着などを吊るすのに便利なのはもちろん、荷物やつり竿などを収納するのにも使えます。
また、天井が高いミニバンなどなら、純正アクセサリーで天井に取り付けられるネットをプラスするのもいいですね。あまり重い荷物や小さいものは収納できませんが、着替えやブランケット、置き傘や靴など、意外に車内で邪魔だったものがスッキリと片付くのでオススメです。
5)積みっぱなしの荷物の整理
そして5つめは、大きな荷物で車内がパンパン、という場合の解決法。家に置く場所がないからと、スノーボードなどの一定の季節しか使わないモノや、折りたたみ自転車やキックボードといった遠出をしたときにしか使わないモノなどを、一年中クルマに積みっぱなしにしていませんか? クルマの屋根にキャリアをつけて、ルーフボックスを装着して収納するという方法もありますが、重量物をいつも積んだままだと燃費が悪化しますし、立体駐車場にも止められないなど不便ですよね。
そこで思い切って、レンタルのトランクルームを借りてしまう、というのはいかがでしょう。最近は0.5畳程度の小さなスペースでも借りられるところが増えていますし、費用も月額1000円台くらいで手ごろです。たまにしか使わない荷物で家もクルマもパンパン、というならば、トランクルームに避難させておきましょう。セキュリティは万全だし、24時間出し入れOKなので、急に必要になっても大丈夫です。燃費や安全性の面からも、車内には不要な荷物をなるべく積まないようにするといいと思います。
というわけで、これまでどうしても車内がゴチャゴチャしていたという皆さんに、試してほしい車内整理術をご紹介しました。どれか1つ取り入れてみるだけでも、見違えるように車内がスッキリすると思います。あとは、なるべく無駄なモノを買わない、もらわない、車内に持ち込まない。これを徹底して、スッキリした車内をキープしてほしいと思います。