マツダが初めて作ったのは三輪トラック
現在ではロータリーエンジンやロードスター、SKYACTIVテクノロジーなどがマツダのイメージといったところだろうが、マツダが初めて生産・販売をした自動車は何を隠そう三輪トラックだった。
三輪トラックとはその名の通りフロント1輪、リヤ2輪の計3輪を持ったトラックであり、最近ではほとんどお目にかかる機会はないと思うが、当時は二輪車をベースとした三輪車は作りが簡素ということもあり、メーカーとしては作りやすく、ユーザーからすれば安価で買いやすいということもあって人気のジャンルだったのだ。
現在でも軽自動車のダイハツ・ミゼットなどは旧車イベントなどで見かける機会もあり、映画「三丁目の夕日」ではアイコン的な存在となって知られるところだが、1951年の規制緩和後は1トン~2トン積という本格的なものも存在していたのである。