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「疲労度」も「楽しさ」も段違いだった! 年末年始に長距離移動をするなら選ぶべきクルマ (2/2ページ)

「疲労度」も「楽しさ」も段違いだった! 年末年始に長距離移動をするなら選ぶべきクルマ

多人数乗車ならM、Lクラスのボックス型ミニバンがオススメ

 年末年始、公共交通機関を避け、レンタカーで最大限の注意を払った、不要不急ではない移動を考えている人も少なくないはずだ。普段からレンタカーを使い慣れている人は別として、レンタカー経験の少ない人が、長距離移動する場合、どんなクルマを選んだらいいか、悩むケースもあると思う。

 ここはまず、注意点から述べたい。せっかくの機会だから、気になっているあのクルマに乗りたい……とあるクルマを予約しても、レンタカー会社によっては、旧型の可能性があること。たとえば、ホンダ・フィットの新型を期待しても、レンタカーとしては、まだ先代モデルの配備率が多いのだ。このあたりは、事前にしっかりと確認しておきたい。

 さて、長距離移動が楽なレンタカーというお題では、やはり車体が大きく、エンジンに余裕があるクルマがいい。多人数乗車ならミニバン、それもLクラス、Mクラスのボックス型ミニバンが、同乗者を含め、ラクである。なにしろ室内空間が広く解放感があり、窮屈感がない。後席エアコン吹き出し口があるのが普通で、3列目席の人だけ寒い……なんていうこともない。両側スライドドア車であれば、だれもがラクラク乗降できる。

 そんな多人数乗車でお薦めできるミニバンは、トヨタ・アルファード(レンタカーは8人乗りの2列目ベンチシートが多いが、むしろキャプテンシートよりベンチシートのほうが、シート振動が少なく快適だったりする)、ホンダ・ステップワゴン、日産セレナなどがいい。できれば、ACC(アダプティブクルーズコントロール)が付いているレンタカーだと、運転手の高速走行がラク。長距離走行の疲労度が劇的に低減するはずだ。

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