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毎年大量に出る廃タイヤ! 支払った「処分代」で何が行われるのか? (2/2ページ)

毎年大量に出る廃タイヤ! 支払った「処分代」で何が行われるのか?

廃棄タイヤの94%がリサイクルされている!

 新品タイヤに交換をすると、かならず出るのが古いタイヤだ。乗り味が気に入らないなど、まだ使えるようなら中古タイヤとして買い取ってもらえるかもしれないが、基本的には使えないので新品に交換するわけで、廃棄するしかなく、処分代がかかる。

 この処分代は1本300円から1000円ぐらいかかって、4本ともなるとけっこうな負担だ。工賃激安! といいつつも、但し書きで処分代は別途と書かれていることもあって、なにかと気になる存在だ。

 別途になるのは、店側も実費を払って処分しているからで、タイヤの処分というのは結構大変。まず個人で粗大ごみに出しても持っていってはくれなくて「適正処理困難物」という扱い。つまり産業廃棄物として処理しなくてはならず、そのため費用がかかるのだ。

 たしかにタイヤは見るからに処分するのが大変そうで、費用がかかるのは仕方がないのは納得できる。ただ気になるのは、処分費用を取って、どういった処理がされているかだ。ほとんどの人が知らないと思う。

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