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伝説のABCトリオをいま買うならどれ? 維持や使い勝手の徹底比較3番勝負 (2/2ページ)

伝説のABCトリオをいま買うならどれ? 維持や使い勝手の徹底比較3番勝負

3台それぞれに個性と魅力が詰まっている!

 最近ではスーパーハイト軽ワゴンが人気の中心となっている軽自動車。そのなかにハスラーやタフトといったクロスオーバーSUVタイプも割って入り車種のバラエティーが増加していることはご存じのとおり。

 しかし、平成初期にはさらにバラエティー豊かなキャラクターを持った「平成ABCトリオ」というものが存在していた。

 これはオートザムAZ-1、ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノの車名の頭文字を取ったもので、どれも軽自動車ながら圧倒的な個性を持ったモデルだったのだ。そんな平成ABCトリオがリリースされてまもなく30年、今狙うのであればどのモデルがいいのか、比較してみたい。

1)動力性能は?

 AZ-1とカプチーノはターボ、ビートのみがNAエンジンとなるが、じつは3車種とも馬力は自主規制値いっぱいの64馬力を発生する。NAエンジンで自主規制値を達成した軽自動車はあとにも先にもビートのみと言えば、どれだけハイチューンなのかわかるだろう。

 なお、AZ-1とカプチーノの前期型はともにF6A型ターボエンジンを搭載しており、スペックもまったく同じ。車両重量はカプチーノの方が20kg軽量ではあるが、AZ-1はトラクションに優れるMRレイアウトということで、実際の加速力は同等といえるだろう。

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