想像より影響は大きい! 日常的にやりがちなクルマの燃費を悪化させる行為6つ (2/2ページ)

日常のドライブで気をつけた方が良いポイントも!

4)荷物の積みっぱなし

 10kgの荷物を降ろして50km走ると、15ccのガソリンが節約できる。逆に乗用車でも100kgの荷物を積むと、燃費が約3%悪くなる。

 ゴルフバックやアウトドア用品、洗車セットetc.の日常のドライブには必要ない荷物はこまめに下ろすことを心がけよう。

5)停車中のアイドリング

 クルマにもよるが、10分間のアイドリングで130~150ccぐらいの燃料を消費する。冬場は暖機運転が長めになる傾向があるが、今のクルマなら外気が0度以上なら暖機運転は不要。エンジンをかけたら、すぐに走り出して、ゆっくり走りながら水温・油温、その他の箇所を温めるのがベスト(冬はアイドルアップ機能も働くので、停止状態のアイドリングは燃費に悪い)。

6)タイヤの空気圧不足

 タイヤの空気圧は、指定空気圧より50kPa低くなると、市街地で約2%、郊外で約4%も燃費が悪くなる。

 乗用車用のタイヤは、1カ月で約5~10%も自然に空気圧が抜けるといわれ、さらに外気温が10℃下がると空気圧も10kPa下がる。

 空気圧の不足は、燃費の悪化だけでなく、タイヤの偏摩耗やパンクその他のトラブルの原因にもなるので、月に1度は空気圧の点検を!

 ズボラな人は、車両指定空気圧よりも10~20kPaぐらい高く設定しておいたほうが安心だ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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