クルマでの移動をラクにする装備も女性には嬉しいものばかり
5)パーキングアシスト機能
続いては、男性でこれが欲しいという人はあまり見かけないのですが、女性は目を輝かせる人が多い、パーキングアシスト機能。つまり、半自動で車庫入れを行なってくれるという機能です。最近は白線がないところでも、事前に登録しておくとパーキングアシスト機能が使えるまでに進化していますが、ぶっちゃけまだ、上手な人なら自分でやったほうが速い、というのは変わりません。
なので男性からは人気がない装備だと思うのですが、車庫入れが苦手な女性はもう、藁をもすがる思いなんです。四苦八苦したあげく、となりのクルマにぶつけるなんて最悪の事態に陥るくらいなら、少しくらい時間がかかろうが、オプション代を払ってパーキングアシストを付けたいと思うものなんですよね。
6)ハンズフリーリヤゲート
次に、背が高い人にはなんの苦もなくできることですが、小柄な女性にとっては苦行でしかない、リヤゲートの開閉。これをラクにしてくれるハンズフリーリヤゲートは、かなり欲しい装備です。これまでは、リヤゲートの上のスイッチにも手が届かず、いちいちリモコンでスイッチを押して電動リヤゲートを開閉させていたのですが、このハンズフリー機能の登場によって、女性でも手を使うことなく、足の動作だけで開閉できるようになって大助かり。
最初はちょっとコツがいるので、一発で作動しなくて文句を言いたくなるんですが、慣れてくればすごくラク。これでもう、手を目一杯伸ばして洋服がめくれ上がってしまったり、何度も開け閉めして筋肉痛になったりしなくなりました。
7)サイドバイザー
さて最後は、意外に女性からの支持が高いサイドバイザー。クルマの窓についているヒサシのような装備です。雨の日でもちょっとだけ窓を開けて換気ができるので、コロナ禍でも注目されている装備なんですが、男性は「せっかくのクルマのデザインが台無しになる」という理由で、あまり付けたがらないんですよね。最近はデザインを壊さず、空力にも悪影響が少ないサイドバイザーも開発されているんですが、それでもまだちょっと抵抗がある人が多いようです。女性は、とくに小さな子供がいて車内でオムツ替えをする際などに、少しだけ窓を開けて換気をしたいもの。けっこう便利に使えるんですけどね。
というわけで、女性が欲しいと思うオプション装備をご紹介しましたが、男性の皆さんはいかがでしたでしょうか? 自分では「いらないな」と思う装備でも、女性には欲しいと思うだけの理由があるんだな、と感じていただけたら嬉しいです。これからクルマ選びをする皆さんは、奥様や彼女と装備内容までしっかりと話し合ってみてくださいね。