日本ではマイナーでも実力は海外で認められたモデルばかりだ
人と違うクルマに乗りたい、と思ったことのある人は多いのではないだろうか? しかし、旧車では日常の使い勝手や故障、部品の入手方法に不安が残るし、日本では正規販売されていない海外専売車を輸入するとしても、輸入のコストやその後のメンテナンスのハードルが高くなってしまう。
それでは、日本に正規輸入されているにもかかわらず、そこまで販売台数の多くないモデルをチョイスするというのはどうだろう? 現行車であるから部品の供給はしばらく問題ないし、正規輸入車ならディーラーでメンテナンスを受けることができる。もちろん、マイナーであってもその実力は海外で認められたモデルばかりといいことづくめなのである。
1)DS3クロスバック
もともとはシトロエンのサブブランド的な存在だったDSシリーズが独立して生まれたDSオートモビルズ。シトロエンよりもより高級感のある内外装を持ったプレミアムモデルをラインアップしている。
そのなかのエントリーモデルとも言えるのが、DS3クロスバックだ。ボディサイズはヤリスクロスにほど近いコンパクトなクロスオーバーSUVであるが、内外装の仕立ては一般的なコンパクトカーとは一線を画すドラスティックなもの。
それだけに唯一無二の個性を放っており、街中でもボディサイズ以上の存在感を見せてくれることは間違いない。ただし、価格も373万円からとなかなかのものになってしまうのだが。