プレアデス星団の目視できる星は7つ以上! それでもSUBARUのエンブレムが六連星になったワケ (1/2ページ)

六連星「すばる」がもっともよく見えるのは1月

 冬になり、大気の水分が少なくなると空気が澄んで天体観察がしやすくなる。SUBARUが古くから自社ブランドのマークとして使っている六連星は、冬の星座として知られる牡牛座の、肩のあたりに位置するプレアデス星団をイメージしたものだ。

 今の株式会社SUBARUの「すばる」は、プレアデス星団の六連星「すばる」から命名されている。

 前身の旧中島飛行機が戦後に改称した富士産業が解体され、再び合併して旧富士重工業になったことから、バラバラなものがひとつにまとまるという意味の「統べる」が語源であるプレアデス星団の六連星「すばる」を名乗った。1954年に登場した乗用車の試作車「P-1」からクルマの製品名として「すばる」が使われるようになっている。

 プレアデス星団の六連星「昴」は慣れれば目視でも確認できるが、もっともよく見えるのは1月。SUBARU車のオーナーさんは、この年末年始は街明かりのない山奥までひっそりと愛車を走らせ、夜空を見上げてリアルな六連星を鑑賞してみてはいかがだろうか。

 リアル六連星を鑑賞していると、視力の良い人なら、プレアデス星団には6個以上の星が集まっていることに気がつくかも知れない。プレアデス星団は実際には数十個の星の集まりであり、地球から人間の肉眼で確認できるだけでも7つ以上ある。


マリオ高野 MARIO TAKANO

SUBARU BRZ GT300公式応援団長(2013年~)

愛車
初代インプレッサWRX(新車から28年目)/先代インプレッサG4 1.6i 5速MT(新車から8年目)/新型BRZ Rグレード 6速MT
趣味
茶道(裏千家)、熱帯魚飼育(キャリア40年)、筋トレ(デッドリフトMAX200kg)
好きな有名人
長渕 剛 、清原和博

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