WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

純正で「ランフラット」を履くクルマが「普通のタイヤ」に交換してもいいのか? (1/2ページ)

純正で「ランフラット」を履くクルマが「普通のタイヤ」に交換してもいいのか?

この記事をまとめると

■ランフラットタイヤはパンクなどで空気圧がゼロになっても、80km/h以下で80kmほどの距離の走行が可能

■日産GT-R(R35)など、一部車種には純正装着されている

■純正でランフラットを履くクルマが普通のタイヤに交換してもいいのかについて解説する

タイヤサイズが同じで溝が残っていれば保安基準上はOK!

 BMWやレクサス、メルセデス・ベンツやアウディ、日産GT-R(R35)などに純正装着されているランフラットタイヤ。ランフラットタイヤは、パンクなどで空気圧がゼロになっても、80km/h以下で80kmほどの距離を走行することが可能というのが最大の特徴。

 万が一のときにも、タイヤ交換などを行わず安全なところまで移動できるということで、高級車に採用するメーカーが増えてきているが、コストは普通のタイヤより割高で、空気が抜けてもタイヤが潰れてしまわないように、サイドウォールがかなり固い構造になっている。そのため、乗り心地もけっこう固め……。

 そのためいま履いているランフラットタイヤが摩耗したら、次はノーマルタイヤにしたいと思っている人もいるだろう。

 果たしてそれは許されるのだろうか?

 じつをいうと、標準装着タイヤがランフラットタイヤのクルマが、ノーマルタイヤに履き替えたとしても基本的には問題ない。

 タイヤサイズが同じで、溝がしっかり残っていれば、保安基準上はOKなので、車検もクリアするし、標準でついている空気圧センサーもそのまま使える。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了