「速さ」は無意味! 「スムースさ」が重要! 女性が惚れる「上手な運転」のポイント5つ (1/2ページ)

運転の上手い・下手は重要な判断基準になる!

 最初はイケメンなところに惹かれたけど、一緒にドライブデートしてみたら運転がヘタすぎてゲンメツ……とか、逆に見た目はまったく好みじゃなかったけど、運転している姿がだんだんカッコよく見えてきた……という話。これは女性同士の恋バナでは、かなり頻繁に聞かれることなんです。

 運転がヘタで幻滅するってのは、なんとなくイメージが湧くかもしれませんが、じゃあ、だんだんカッコよく見えてくる運転って、どんなの? そう疑問に思う男性も多いかもしれないですね。最初に1つ言えることは、決して「速く走る」ことではない、ということです。どこでもビュンビュンとスピードを出せばカッコいいかというと、それは大間違い。

 むしろ、「自分さえ気持ちよければいい」自己チュー男のレッテルを貼られます。女子トークでは、運転が乱暴だったり自己チューな男性は、夜のほうもヘタ。という結論になっていることも、こっそりお伝えしておきましょう。それくらい、運転の上手い・ヘタというのは女性にとって、女性本人が認識している・いないに関わらず、重要な判断基準になっている証ではないでしょうか。

 そこで今回は、女性から見て「かっこいい」と思える運転とはどんなものなのか、ご紹介したいと思います。

1)「譲る」精神で運転する

 まず1つ目は、どんなときも「譲る」という精神で運転していること。合流や車線変更だけでなく、信号のない横断歩道、駐車場などからの出口、といったさまざまな場所で、「相手を先に行かせてあげる」というシーンがあると思います。そういった場所で、周囲をまったく見ておらず、渡りたそうな歩行者がいるのにお構いなしで通過したり、合流でわざと前に詰めて入れてあげない、なんてことをやる男性は、女性からしたら「小さいヤツ」のひと言に尽きます。1台くらい前に入れたって、サッと止まって歩行者を渡らせてあげたって、到着時間なんて1分も変わらないのに、なんでそうしないんだろうとゲンメツするのです。

 もちろん、後続車が迫っている場合には急に止まると危ないですが、そうでなければ止まってあげると、女性は男性の寛大さ、弱者に対する思いやりといった気持ちを感じて、「この人と付き合ったら自分にも優しくしてくれるだろうな」と思うはず。これがモテ度アップにつながるというわけですね。

2)スムースに曲がる

 次に、カーブではしっかりと速度を落とし、スムーズに曲がるというのも大きなポイントです。つまり、「コーナリングで頑張りすぎない」ということ。じつは、女性はカーブのたびに、けっこう身体のあちこちに力を入れて、体勢を保とうと踏ん張っているのです。ヒールの高いパンプスを履いていたり、ツルツルした生地の洋服の場合は、なおさら身体がシートのなかで動いてしまい、大変です。

 そんな状態なのに、エイヤっとばかりにカーブに突っ込んでいかれたら、キツイだけ。運転している方は、コーナリングスピードが高い方が面白くて、スカッとするかもしれませんが、それもかなり自己チューな運転ですよね。同乗者に負担がかからないように、低速でカーブに進入して安定した姿勢を保ち、カーブ出口まで何事も起きないようにしてあげるのが、モテる運転だと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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