注目は、CX-5&CX-8のほかMAZDA2やMAZDA6にも用意された、BLACK TONE EDITIONの設定である。マツダといえば多彩な特別仕様車も魅力のひとつだが、今回用意されたのは運転する楽しさを感じさせてくれる雰囲気に仕立てられた、スタイリッシュなルックスが特徴。
これまでグランツーリスモコンセプトやTCRコンセプトといった走りを意識したコンセプトカーを提案してきたが、そのテーマを引き継いだのがBLACK TONE EDITIONである。目を引くのは、エクステリアの各所に採用するブラックのアクセント。ドアミラーやホイール、そしてMAZDA2やCX-8はフロントグリルもブラックカラーとなる。
これまで提案してきた上質さを追求した特別仕様車とは違う、引き締まった印象のBLACK TONE EDITIONが加わったことで多くのユーザーのニーズに応えるラインアップが確立されたと言っていいだろう。価格設定を最量販グレードに近いプライスとしたことも魅力である。今回の改良でますます魅力的になったCX-5&CX-8。今後の進化にも注目だ。