「ラゲッジだけオープン」「ガンダムばりのギミック」! 「特徴的すぎる」屋根の空き方をするオープンカー6選 (2/2ページ)

海外はユニークなスタイルのオープンカーが数多い

4)ルノー・ウインド

 海外のほうがユニークなスタイルが多いが、比較的最近なのがウインド。デルソル的にトランクが開いて、そこに自動でメタルルーフが収まるのだが、ただスライドするのではなく、180度ひっくり返るという荒技だった。

5)シトロエンC3プルリエル

 C3はシトロエンのBセグに属するコンパクトカーで、全体のデザインはフランスらしくて、ポップな感じだった。そのオープングレードがプルリエルで、センター部分は通常の電動ソフトトップで、リヤに格納が可能。これだけではユニークでもなんでもないが、サイド部分のフレームを外すとフルオープンになるというギミックがあった。この部分は手動で行ない、なんと外したフレームを積むところは車内にはないので、ガレージに置いておくしかないという、なんともな感じだった。

6)ルノー・カングービボップ

 フランス人は日光浴が好きというが、オープンモデルは確かに多い。カングーにもユニークなものがあって、それがビーポップ。前席の頭上はただのガラスルーフで、注目はラゲッジの上。テールゲートのガラスが下がりつつ、ルーフ自体がごっそりと前にスライドして、ラゲッジ部分だけオープンになるという、ピックアップ的なオープンカーと言っていい!?

番外編 ジープなど

 ジープやスズキ初代ジムニー、バモスホンダなど、幌を外すと残っているのはフロントガラスだけ。ドアもなくて、真のフルオープンだった。今考えればとてもユニークだし、安全基準的に今後は絶対に出てこないスタイルだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報